なんらかのきっかけで、婚活を始めようと思ったが、どうしたらよいか分からない方にオススメの一冊です。
まずは結婚するための基本を知ることからはじめましょう。昔はお見合いが主流で、当たり前のように結婚できましたが、今は自由恋愛の時代。もちろんお見合いもありますが、そこにも恋愛偏差値が試されます。まずは「結婚したがっている女性」を見つけましょう。
「婚活とは、出会う機会を設けることがすべてです。」と著者は断言しています。自分で機会を見つけることが難しい場合は紹介してくれそうな人を探しましょう。例えば、会社の同僚・上司・取引先、友人・知人、飲み屋さんのマスターなど、とにかく周りの方に協力を求めましょう。また、その間にも自分で動くことも必要ですが、婚活パーティーや出会い系の利用は避けましょう。
さて、紹介していただいた方と実際に会うことになりました。ここで一番大事なことは、2回目に繋げられるかどうかです。まだ会ってもいないのにどうして?と疑問にも感じます。例えば、お相手の方がとても素敵な女性だったのに、自身の準備不足でお相手に気に入ってもらえなかった・・・なんて悲しいことは起きてほしくないですよね。そのため次を見据えて、用意周到な計画を立てて初対面の日を迎えましょう。
今まで、結婚のけの字も意識したことなかったから、どう準備したらいいか分からないという方もいらっしゃるでしょう。やはり、見た目も大事です。男性がおしゃれな女性を好むように女性も外見に意識を配っている男性がいいですよね。年相応で、サイズが合っている洋服を着ていること、ヘアースタイルが時代に合っていることなど注意してみましょう。自分ではどういったものが似合うか分からない場合は、店員さんにトータルコーディネートしてもらい、そのお洋服を着て、ヘアーサロンに行きましょう。
ここまで順調に進んできて、いったいどのタイミングでお付き合いに進めばよいのでしょうか?「会った回数や深さよりも2カ月という時間が最重要ポイントです。」と著者は述べています。婚活の基本は「勝負は早く決める」ことです。お互いに真剣に結婚したい相手を探しているのですから、2カ月で3回以上会っていれば、2カ月経ったくらいで、プレ・プロポーズとともにお付き合いを申し出ましょう。
うまくいかなければ、次にいくということが大事です。その際に何か反省するようなことがあれば、次回の出会いまでに自分磨きをしましょう。
出会いの回転数をあげ、何回もチャレンジしていくうちに恋愛能力が上がっていきます。今まで恋愛という名の婚活をしてこなかったあなたもたくさんの人に出会っていきましょう。一歩ずつ結婚に近づくはずです。
2010年出版の本だったため、内容が古くなってしまっているのではないかと少し不安でしたが、婚活の基本は変わらないような気がしました。
男性がどのように異性に出会い、2人きりで面会し、どこに気をつけたらよいのか、分かりやすく記載されていました。反対にそれは、女性も注意が必要なことであると感じました。とくに、今まで恋愛(結婚)に興味がなかった場合、努力しなくても当然結婚できるだろうという思い込みを捨て、周りの協力を得て、自分磨きや多くの経験をしていくことが大切だと感じました!
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