しろうさぎのしくじり所長@ぶんぶんです。
先日、32歳の女性の友人と久しぶりにお茶しました。彼女は27歳から海外の事業に参画し、5年ぶりに日本に帰ってきました。海外の事業では今まで全く経験のない国で事業を立ち上げ、成功にまで導きました。
しかしながら海外でかつ日本人の少ない状況下で理想の彼氏ができるわけもなく、男勝りのクリエイティブな仕事を続けてきたそんな感じの5年間だったようです。
今回、日本に帰ってきて、新しい生活を始めるにあたり、まずは結婚できるような彼氏が欲しいとの事でした。美人だし、仕事もできるし頭もいいし、言うことなしの彼女ですが、私は「男性からは声がかけられるけど、付き合ってみるとうまく行かないパターンが続きそうだね」と話したところ、彼女の中でフックしたようで、「どうすればうまくいくと思いますか?」と質問攻めになってしまいました。
皆さんならどう思いますか?
私は婚活に際して、男女ともに最初にしてもらいたいことがあります。
それは「自分の思い描いている男性(女性)像や結婚観についてゼロベースで見直してみる」と言うことです。
結婚相談をしていて、いつも感じる事は男女ともにテレビドラマや映画などの影響を受けているケースや自分の両親や親しい方の影響受けているケースが非常に多いといえます。
すべてがキラキラの素敵な関係の夫婦になりたいと映画の主人公のように思っておられます。まるで付き合って間もないようなワクワク恋愛のような結婚生活をイメージされているケースもあって、「その空想はちょっと待って・・・・」とつい言ってしまいたくなります。
しかしながら夫婦関係、もっと手前で言うと恋人関係はそんなに単純なものではありません。表面上は仲良さそうに見えても、実は実生活においてあまりコミニケーションが取れていない言うケースも少なくありません。自分の親しい友人でも100%その夫婦関係について知っているかと言うとよくわからないことが多いです。
よって自分が幸せになるためにどのようなパートナーが良いのかをゼロベースで考える必要性がおります。
よくありがちな3高(高収入・高身長・高学歴)だったり、イケメンだったりとわかりやすい基準で選ぶ人が多いですが、実は幸せなパートナーシップを築くにあたり、本当に重要な項目かどうかはよくわかりません。
なぜなら、ほとんどの人は今までの生活の中でその基準で選ぶのが良いと勝手に思い込んでいるからです。
これだけ価値観が多様化しているのに人気が出る人が決まっているのはその証拠です。
私の身の回りで面白い経験があるので皆さんに共有したいと思います。
私の親の知り合いに身長150センチの中小企業の印刷会社勤務の男性がいました。タイプで言うと池乃メダカを真面目にしたような感じでしょうか。収入も平均的で際立ったものもありません。顔も平均的な日本人の顔で世にいうイケメンではありません。
その彼に仕事のつながり経由でお見合いの話が来ました。その女性は身長170センチ。そしてモデル体型で美人さんです。身長差20cm、ビジュアル的にどう見てもお見合いが成立するとは誰も思いませんでした。男性側もこんな綺麗な人がお見合いを受けてくれると思っていなかったそうです。
しかし、女性側からお見合いをしたいと言うことでお見合いすることになりました。でも周りの人達は、仲人の顔をたてるための見合いだと思っていましたし、絶対にうまくいかないと思っていました。
ところが1回目のお見合いで意気投合し、そこからお付き合いが始まり、半年で結婚に至りました。周りは大騒ぎになったことは言うまでもありません。
そこで奥さんになった彼女に数年後、話を聞くチャンスがありました。「あなたならもっとイケメンで収入の高い男と結婚できたと思うけど、なぜあの時に彼がいいと思ったのですか?」と。
彼女曰く、彼女のお父さんも身長が高くないし、平均的な顔で特に特徴のある人ではなかったそうです。しかし、お母さんを大事にし、娘である自分を心から愛してくれて、素晴らしい家庭に育ったことを本当に誇りに思っているとの事でした。
彼の写真を見たときに「顔は違うけど、雰囲気がお父さんとよく似ているな」と思ったそうです。
それまでイケメンな人や羽振りのよさそうな人とお付き合いした時に周りには美男美女でお似合いだと言われましたが、結局のところ浮気をされたり、暴力を振るわれたりとあまりいいことがなかったそうです。
それでふと正気に帰って、自分の人生を振り返ってみると、「父のような家庭を本当に大事にしてくれる人こそが自分の求めている人だ!」ということに気付いたそうです。それでお見合もしてみようと思ったそうです。
それでお見合いがうまく進み、結婚に至ったわけですが、彼女の思った通り、彼は彼女を大事にし、生まれた子供たちを本当に大事にして、今ではとても温かい素敵な家庭となっています。
結婚する目的は様々だと思いますが、幸せな温かい家庭を作ろうと思うのであれば、自分の価値観をゼロベースにいったん戻して、本当に自分が望んでいる相手とはどのような特性を持っているのかということを考え直してみることが必要かなと思っております。
ちなみに私(ぶんぶん所長)はキラキラドキドキワクワクの道を選択した人がどこにたどり着くのかを知っています。なぜなら自分で経験したことがあるから・・・。その話はまた、改めて(^^)
あっ、それから、まだ今月のキャンペーン枠空いているので、結婚相談所を活用して素敵な人に出会いたいと思っている方はぜひ!
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