こんにちは!しくじり所長@ぶんぶんです。

ジューンブライドの季節になり、友人知人の結婚式に参加される方も多いのではないでしょうか。
同時に、素敵な式や披露宴を見て、「結婚したい!」気持ちが高まる時期でもあります。やはり、キラキラした空間にはとても惹かれますからね。

でも、“結婚の良い部分だけを見て婚活をしない方が上手くいく”というのが、今回の話題です。

みなさんは、結婚に対してどのようなイメージを持っていますか?
好きな人と毎日一緒にいることができて、幸せな生活を送ることができるはずだと考えている人がとても多いのですが、結婚生活はいつもハッピーとは限りません。

自分が育ってきた家庭を思い出してみてください。
「いつも家族がニコニコしていて、みんな優しかった」
「トラブルや喧嘩なんて一つもなかった」
このような家庭はないですよね。毎日が順調ではなく、山あり谷ありの結婚生活なのです。もちろん、その程度には個人差がありますが。

結婚に対して、本気度が高い結婚相談所でも
「いつも優しいパートナーが欲しい」
「結婚したら、週末は一緒にデートしたい」
「長いお休みは、二人で海外旅行に行きたい」
といった理想をたくさん語る方がいるのですが、そこから入ってしまうと相手を選べなくなる傾向があります。

それはなぜか?
白馬の王子様のような完璧な人には、ほぼ出会えないからです。
優しくてワガママを聞いてくれて、お休みの日にはいつも食事に連れていってくれる。そういう人がいるとするなら、もう既に結婚していると思います。

ということは、つまり
「そうは言っても、自分を安売りしたくない」「やっぱり理想の人じゃなきゃイヤ」と考える人は、なかなか結婚にはたどり着かないわけです。

でも、良い人に出会えないなら結婚しなくてもいいやと落胆しないでください。これをきっかけに、自分自身の考え方を変えてみてはどうでしょうか?

「彼は少しファッションがダサいけれど、私好みの服を一緒に買いに行こう」
「お休みに外食ばかりするのが理想だけど、彼も疲れているから手料理を振る舞ってあげよう」
など、自分色に染めてあげるのです。実は、最初から理想のタイプに出会うよりも、こちらの方がより良い関係を築くことができます。

結婚に何を求めるかは人それぞれだと思いますが、これから一緒に人生を歩んでいくということは、少しずつ考えや価値観を微調整して、お互いにすり合わせながら生活していくということだと思います。
だからこそ、長年連れ添った夫婦は容姿も似てくるのではないでしょうか(^^)

ここまで色々話してきましたが、やっぱり結婚生活にドキドキワクワク、ときめきも必要ですよね。毎日では無理でも、誕生日や結婚記念日など節目はちょっと頑張って、普段は穏やかにというのを目指してみてはいかがでしょうか。

作画:赤星ポテ子